兵庫県宍粟市の写真 宍粟市公式ホームページ:https://www.city.shiso.lg.jp/ |
宍粟市一宮町 | ▼ 宍粟市千種町 ▼ |
宍粟市一宮町上野田/庭田神社にわた神社 地図 Trail-20230421 |
●社頭の広場から社叢の眺め。ケヤキ(左の若葉)やスギ(中央と右)の大木がそびえている。 |
●石鳥居。扁額は「式内庭田神社」。鳥居を潜って右に一宮遥拝所がある。 由緒記 |
●手水舎。伊和大神がこの地で饗宴を催し、国造りの大業に係わった諸神々を慰労したとの伝。 |
●境内の小川を渡ると随身門。 |
●随身門を潜って左に舞殿(神楽殿)。明治、大正に奉納された物語風の絵馬が掛かっている。 |
●舞殿の向かいに土俵を挟んで拝殿。この奥に幣殿、本殿と続く。 |
●境内を奥へ通り抜けた所に瑞垣で囲まれた霊地「ぬくゐの泉」がある。石塔の奥から清水が流れ出ている。 解説板 |
●播磨国風土記に「この水に漬けた干し飯を使って酒を造った」とあり、最古の記述なので日本酒発祥の地とされる。 |
●拝殿横にある霊石の亀石。丸い岩にひび割れがあって亀の甲に見える。鶴石もあるそうだが場所不明。 |
●鳥居近くにあるケヤキの大木。推定樹齢600年だがツヤツヤした透明感があり若木のような木肌をしている。 解説板 |
宍粟市一宮町横山/富山越とみやまごし 地図 Trail-20200819 |
●倉床川や揖保川が氾濫した際の迂回路として造られたような峠道。近くの四等三角点も点名富山越になっている。 |
●黒い石に彫られた峠の往来安全地蔵。基壇に虚空蔵大菩薩と大きく刻まれている。 |
宍粟市一宮町倉床/冨土野峠ふどの峠 地図 Trail-20200819 |
●兵庫県道6号養父宍粟線が通る冨土野トンネル(1968年開通)の南坑口。養父市/宍粟市の境界になる。 |
●トンネル南坑口前にある標柱。宍粟市一宮町倉床に冨土野という字がある。 |
●標柱後方から山腹を登ると往時の峠がある。近年造られた林道が接続されている。 |
宍粟市一宮町三方町/家原遺跡公園えばら遺跡公園 地図 Trail-20200608 |
●復元された縄文時代の建物。家原遺跡調査結果を基に古代建物が公園内に復元展示されている。 解説板 |
●こちらは円形になった弥生時代のスタイル。住居跡の出土品から時代を推定しているようだ。 解説板 |
●古墳時代の高床式建物。家原遺跡公園は宍粟市歴史資料館(2000年開設)の関連施設になるようだ。 解説板 |
●中世の建物も復元されている。これらの建物は2014年頃に建てられたようだ。 解説板 |
宍粟市一宮町草木/草木ダムくさきダム 地図 Trail-20180602 |
●1913年竣工。日本最古級の重力式コンクリートダム。部分的に覗いている石積みが歴史を物語る。 |
●ゆるくカーブした天端部。この水を使って下流の草木水力発電所(最大出力1,400kw)が運転される。 |
●ダム堤体上流側。堤高25m、堤頂長86m。コンクリート打ち面の粗さが突貫工事を連想させる。 |
●草木川にできたダム湖。水も少ないが湖底がうっすら見えているのは進行した堆砂のためか。 |
●下流側。草木水力発電所で使うためか結構な勢いで放水されている。 |
宍粟市一宮町百千家満/草置城跡くさぎ城跡 地図 Trail-20180602 |
●道路沿いにある遊歩道入口。草置城は竹田城の出城として室町後期に田路氏が築いた。 |
●遊歩道入って直ぐの場所に建てられた摸擬櫓。遺構のある山頂まで遊歩道が整備されている。(未訪問) |
宍粟市一宮町河原田/高野峠たかの峠 地図 Trail-20180602 |
●波賀町上野と一宮町河原田の境界。国道429号の最高地点であり積雪のため冬期通行止め(12/1~3/31)になる。 |
●高野峠地蔵尊。一山(ひとつやま、標高1,064m)へ登る取り付きになる。 |
宍粟市一宮町須行名/伊和神社いわ神社 地図 Trail-20180602 |
●国道29号に面して注連縄柱が立ち表参道が続く。奥に見える鳥居の扁額は正一位伊和大明神。 |
●随身門。矢大臣、左大臣が対面する形で安置されている。 |
●大樹が茂る広い境内。厳粛な雰囲気が漂う。 |
●手水舎。水盤を小さな力士が下から支えている。 |
●やや新しい感じがする皇族下乗の標柱。勅使門が無いので勅使参向の際はここを通るようだ。 |
●2世紀創祀と伝わる播磨国一宮。播磨国開発の祖神、総氏神様として崇められている。右手に夫婦杉。 |
●拝殿と本殿の間に大きな造りの幣殿がある。一宮という高い格式なので幣帛(へいはく、御供え物)が多いのだろう。 |
●本殿。御祭神は大己貴神(大国主神)、配祀は少彦名神と下照姫神。 |
●本殿後方のやや下がった場所にある鶴石。神が鶴の姿になって降臨したとされる一抱え位の石が安置されている。 |
●播磨十六郡神社(播磨西八郡多可郡、神東郡、神西郡、宍粟郡、揖東郡、揖西郡、佐用郡、赤穂郡)。 |
●社務所、神饌所。10月には秋季大祭があり境内で屋台が練り合わせを奉納する。 |
●御霊殿、五柱社、播磨十六郡神社(播磨東八郡明石郡、美嚢郡、加古郡、印南郡、加東郡、加西郡、飾東郡、飾西郡)。 |
▲ 宍粟市一宮町 ▲ | 宍粟市千種町 | ▼ 宍粟市波賀町 ▼ |
宍粟市千種町西山/志引峠しびき峠 地図 Trail-20220913 |
●国道429号が通る兵庫/岡山県境の峠道(兵県側からの眺め)。位置的には日名倉山(美作富士)と後山との鞍部になる。 |
●岡山県側からの眺め。往時は下乢(この場所)と上乢(北に1km程)との二本道だったようだ。 |
●地名碑。側面に「千種ライオンズクラブ、標高680m」と刻まれている。 |
●街道碑。鳥ヶ乢にも同じデザインの碑が立っている。峠から岡山県側へ志引川が流れているが志引はどこだろう? |
●兵庫県側に立つ往来安全地蔵。文政六未年(1823年)と刻まれている。撮影地 |
●岡山県側に立つ往来安全地蔵だが頭部が欠損している。道路脇に石造地蔵尊の案内板がある。撮影地 |
宍粟市千種町河内/竹呂山たけろやま 地図 Trail-20210722 |
●大通峠の近くから竹呂山の西面遠望。 撮影地 |
●山頂。眺望はないが広い平坦地にブナやナラの林があり、木々の眺めが美しい。 |
●山頂標識と三等三角点(点名中山、1,129m)。宍粟50名山に選定されている。 |
宍粟市千種町河内/三室山みむろやま 地図 Trail-20210722 |
●南麓の宍粟市千種町千種から三室山遠望。 撮影地 |
●三室高原市民の森から三室山遠望。 撮影地 |
●三室山頂上。ふるさと兵庫100山、近畿百名山、宍粟50名山に選定されている。 |
●山頂標識と二等三角点(点名三室山、1,358m)。兵庫県では氷ノ山に次いで第2位の標高。 |
●山頂から360゚の展望が広がる。写真は西方向。 |
●三室高原の近くにある三室の滝入口。別名燗鍋カナビの滝。 撮影地 |
●三室の滝。落ちた水が滝壺で跳ね上がる「跳ね滝」になっている。 |
宍粟市千種町河内/大通峠おどれ峠・おおどうり峠 地図 Trail-20210722 |
●三室山の西鞍部にあり兵庫県宍粟市千種町と鳥取県八頭郡若桜町を結ぶ峠道。林道大通中江線と記されている。 |
●峠の往来安全地蔵。鳥取県側に下ると小通峠があるらしい。 |
宍粟市千種町岩野辺/鳥ヶ乢とりが乢 地図 Trail-20191010 |
●宍粟市千種町岩野辺と同市波賀町斉木を結ぶ峠道。現道(国道429号)はトンネル化された新道を通っている。 |
●鶏のトサカに見える不思議なモニュメントがある。トサカ部分は回転できる構造のようだ。 トリガタワの由来 |
●もう一つ、モアイ像みたいな石塔もある。 |
●モアイ像の向かいにある標柱。 |
●現道が通る鳥ヶ乢トンネル。2007年竣工。 |
宍粟市千種町西河内/空山そらやま 地図 Trail-20240510 |
●西麓の県道72号線から空山方向の眺め。手前の尾根に隠れて、山頂は見えていない。 撮影地 |
●西麓の池田林道沿いにある池田コース登山口。南麓の県道72号線沿いにも登山口(魚町公園コース)がある。 撮影地 |
●登山道に難所は無いがトレイルがやや薄い。地籍調査のピンクテープもあるので、それに釣られて間違いやすい。 |
●山頂広場。ふるさと兵庫100山、宍粟50名山に選定されている。 |
●高さ5m程の石柱がある。南西方向3km先のおごしき山にも同様の石柱があって、セットで平成之大馬鹿門になる。 |
●北面に「平成之大馬鹿門 SORA '96」の銘がある。彫刻家・空充秋氏の作品で空つながりになっている。 |
●三等三角点(点名空山、901.1m)。石柱は半永久的だが、基壇のコンクリートが百年で劣化するとは寂しく切ない。 |
●眺望は樹木に囲まれているので限定的。おごしき山は見えない。 |
宍粟市千種町西河内/峰越峠みそぎ峠 地図 Trail-20191010 |
●岡山県英田郡と兵庫県宍粟市を結ぶ峠道。この辺り一帯はちくさ高原と呼ばれ景色が良い。 |
●現道のすぐ横に旧道が残っている。鳥取/兵庫県道72号若桜下三河線はここで途切れている。 |
●江浪峠を経由して三国平(1,128m、宍粟50名山)へ向かう登山口になるようだ。 |
▲ 宍粟市千種町 ▲ | 宍粟市波賀町 | ▼ 宍粟市山崎町 ▼ |
宍粟市波賀町戸倉/戸倉峠とくら峠 地図 Trail-20200819 |
●兵庫/鳥取県境に十倉峠、新旧トンネル、未成隧道等が集まっている。写真は鳥取県側旧国道からの眺め。 撮影地 |
●1885年(明治18年)、馬車道が開削され兵庫/鳥取が結ばれた。戸倉隧道開通までここを自動車が走っていた。 撮影地 |
●深い切通しになった県境部の戸倉峠。近年造られた林道が接続され、ときたま作業車が走っている。 |
●1942年(昭和17年)頃に工事着手され、数年後に中断された未成隧道。通称未成軍用隧道。 撮影地 |
●1955年(昭和30年)、明治道に代わり旧国道と戸倉隧道が造られた。横幅が狭く大型車は離合が難しそう。 撮影地 |
●1995年(平成7年)、戸倉隧道に代わり新戸倉トンネルが造られ現道(国道29号)が通った。左は旧道。 撮影地 |
●新戸倉トンネル西坑口横に祀られている往来安全地蔵。かつて戸倉峠にあったものがここへ移された。 撮影地 |
宍粟市波賀町音水/引原ダムひきはらダム 地図 Trail-20200608 |
●引原川に造られた重力式コンクリートダム。竣工1958年、堤高66m、堤頂長184m。 完成直後の引原ダム |
●天端(自動車通行可)。事業費200億円かけて堤高を2m、堤頂長を22mかさ上げされる。 音水湖散策マップ |
●天端から放水路側の眺め。ダム下流公園が整備されていて堤体を間近から鑑賞できる。 |
●展望公園から堤体の眺め。かさ上げ工事により総貯水量は4%増え、治水安全度が向上するとのこと。 |
●展望公園から音水湖(おんずいこ)の眺め。1,000m×9レーンの音水湖カヌー競技場がある。 |
宍粟市波賀町上野/一山ひとつやま 地図 Trail-20200608 |
●山腹の標高880m地点にある開けた場所から一山の眺め。山頂は見えていない。 撮影地 |
●広々した山頂。昔に伐採されたらしき白化した切り株がある。 |
●山頂標識と北方向の眺め。宍粟市は2008年に「宍粟50名山・宍粟別選5名山」を選定し、一山もその一つ。 |
●三等三角点(点名水谷、1,065m)。1km程南に896mのピークがあり四等三角点(点名馬見塚)がある。 |
●西方向の眺め。山頂とその周囲が開けているので視界が広い。 |
●東方向の眺め。兵庫県内の1,000m級の山は半分以上が宍粟市にあるらしい。 東方向の写真パネル |
●コナラ樹林帯。緩やかな山腹を登りながら美しい木々を眺めるのも一山の楽しみ方。 |
宍粟市波賀町上野/波賀城跡はが城跡 地図 Trail-20180602 |
●若桜街道から波賀城跡のある城山の遠望。山頂に石垣を復元し模擬櫓が建てられている。 |
●山頂手前の駐車場から5分程歩くと波賀城史蹟公園広場になる。冠木門が山城の雰囲気を出している。 |
●広場には管理小屋と手洗いもある。この茅葺き屋根はインパクトがある。 |
●冠木門から100m登ると天守になり平成に造られた復元石垣、観光用二層模擬櫓、塀がある。 |
●天正年間以前の古い様式で積まれた石垣。ノリや反りが無く未発達な算木積みに分類される。 |
●波賀城は鎌倉中期に芳賀七郎が築城したとの説明。 |
●模擬櫓は「波賀城学習資料館」として内部が公開されている。 |
●摸擬櫓前から眺望良好。北方向・鳥取方面の眺め。 |
●南方向・姫路方面の眺め。 |
●模擬櫓の後方山頂に宝殿神社奥の宮と石造物が祀られている。 |
●天守の下に丸い石がゴロゴロしている。積み上げるには不適なので攻めてくる敵に転がし落とすためのものか。 |
▲ 宍粟市波賀町 ▲ | 宍粟市山崎町 | ▼ page end ▼ |
宍粟市山崎町与位/与位の洞門 地図 Trail-20230421 |
●揖保川右岸道路を塞ぐ断崖に二つの隧道があり「与位の洞門」と呼ばれる。山崎町指定文化財。 案内板 |
●往時は川側に付けた桟橋で断崖を迂回していた。明治に村人が隧道を穿ち、昭和になって現在のように拡幅された。 |
●下流側からの眺め。難所だったらしく手前に往来安全地蔵尊、隧道間に題目塔が安置されている。 |
宍粟市山崎町葛根/切窓峠きりまど峠 地図 Trail-20230421 |
●兵庫県道53号宍粟下徳久線が通る峠道。すぐ脇を平行に中国自動車道が通っている。 |
●峠頂上から150m程西の路肩スペースにある石像。全体的にモアイ像、頭部はビリケンさんを連想させる。 撮影地 |
●基壇は花崗岩、一体になった台座と像はコンクリート製のように見える。基壇を含めると高さ1.5m程。 |
●名称や由緒不明だが頭部に地名が刻まれているので道標の一種か。地蔵ではないが賽銭がお供えされている。 |
宍粟市山崎町葛根/腰痛地蔵 地図 Trail-20230421 |
●地蔵堂としては大きな建物。ご利益を頂いた人々からだろうか、奉納幟が並んでいる。 腰痛地蔵尊伝記 |
●腰痛平癒に特化した地蔵尊で遠方からのお参りもあるらしい。ご本尊は地蔵堂の裏の外にある。 |
●石像の手前下にある横長の赤い石がご本尊。お参りの作法は藁草履を履いて本尊石を踏み、鼻緒を切れと。 |
▲ 宍粟市山崎町 ▲ | page end |