京都府綾部市の写真 綾部市公式ホームページ:https://www.city.ayabe.lg.jp/ |
安国寺町 あんこくじちょう | |
五泉町 いいずみちょう | |
井根町 いねちょう | |
上杉町 うえすぎちょう | |
於与岐町 およぎちょう | |
上八田町 かみやたちょう | |
私市町 きさいちちょう | |
下替地町 したのかちちょう | |
寺町 てらまち | |
西坂町 にしざかちょう | |
向田町 むこうだちょう | |
睦合町 むつあいちょう | |
睦寄町 むつよりちょう | |
八津合町 やつあいちょう |
綾部市安国寺町 | ▼ 綾部市五泉町 ▼ |
綾部市安国寺町寺ノ段/景徳山安国寺(臨済宗) 地図 |
●丹波国西国三十三観音霊場第33番。綾部西国三十三観音霊場第26番。室町幕府初代将軍・足利尊氏ゆかりの寺院。 |
●惣門の掛札がある山門。1843年再建されたもので円柱のがっちりした造り。奥に枝垂桜と仏殿が見える。 |
●透かし彫り物の欄間に足利二つ引の家紋があしらわれ、扁額には五鳳楼と刻まれている。 |
●山門を潜ると広い境内。11月第3土曜日に「安国寺もみじ祭り」が催行される。右の茅葺きは庫裏。 |
●平安時代(正暦4年・993年)、地蔵菩薩を本尊として光福寺が創建された。左の方丈で千手観音が祀られている。 |
●南北朝時代、日本各地に安国寺利生塔が建立され丹波国は光福寺が安国寺になった。右端に安産祈願の子安地蔵。 |
●鐘楼。山門と同時期に建てられた。手前の腰貫1本が低く設置されている。 |
●境内を挟んで庫裏の向かい側にある山道門と開山堂(正賓庵)。 |
●開山堂の横にある宝篋印塔。足利家の遺骨が分骨されたとされる(左から母清子、尊氏、妻登子)。 |
●嘉元3年・1305年、母清子が光福寺門前の別邸で尊氏を出産。その際ここの井戸水を産湯に使ったとの伝。 |
▲ 綾部市安国寺町 ▲ | 綾部市五泉町 | ▼ 綾部市井根町 ▼ |
綾部市五泉町/菅坂峠 地図 Trail-20180818 |
●京都府道51号舞鶴和知線の旧道。現道はこの下にある菅坂トンネルを通っている。 |
●トンネルが出来たので廃道となっているが状態は良い。 |
●菅坂南トンネル南坑口(2006年竣工)。旧道出合い。 |
●1999年竣工の菅坂北トンネル。旧道を通ると北坑口前に出てくる。 |
▲ 綾部市五泉町 ▲ | 綾部市井根町 | ▼ 綾部市上杉町 ▼ |
綾部市井根町寺ノ段/中照山日円寺(高野山真言宗) 地図 |
●奈良時代(天平19年・747年)、修験道の行場として行基菩薩により開創された。左の建物は庫裏。 |
●ご本尊は十一面観世音菩薩。丹波国西国三十三観音霊場第30番。綾部西国観音霊場第29番でもある。 |
●本堂前の放生池に弁財天社が祀られている。地域イラストマップでは紅葉。 |
▲ 綾部市井根町 ▲ | 綾部市上杉町 | ▼ 綾部市於与岐町 ▼ |
綾部市上杉町/黒石峠 地図 Trail-20200801 |
●綾部市上杉町と同市十倉名畑町を結ぶインパクトのある峠道。京都府道481号上杉和知線が通っている。 |
●切り通しの擁壁は鳥取砂丘の風紋を連想するような模様が付いている。 |
綾部市上杉町/集宝山施福寺(高野山真言宗) 地図 |
●丹波国西国三十三観音霊場第31番。綾部西国観音霊場第28番。参道脇の木は綾部の名木指定・コウヤマキ。 |
●奈良時代、行基により開山された。御本尊は千手千眼観世音菩薩。往時は蜂ヶ峰中腹に12ヶ寺があった。 |
●本堂は何度か災害に遭ったが都度再建され江戸期のものが現存している。奥は明治になって建てられた庫裏。 |
●境内にある鎮守社らしき祠。 |
●やや離れた場所にある仁王門跡の標柱。江戸期に建てられたが大洪水(土砂崩れ)にて失われたままとなっている。 |
▲ 綾部市上杉町 ▲ | 綾部市於与岐町 | ▼ 綾部市上八田町 ▼ |
綾部市於与岐町/弥仙山(みせんさん) 地図 Trail-20200830 |
●山頂(664m)。ピーク部分に石積みして弥仙山奥之宮と呼ばれる金峰神社が鎮座している。眺望なし。 |
●立派な造りの金峰神社。麓に水分神社(三十八社明神)、中腹に於成神社(弥仙山中之宮)があり三社構成になっている。 |
●人気のある山だが山頂プレートはこれ以外見かけなかった。山頂から南に続く稜線の落葉広葉樹林帯が美しい。 |
●山頂から750m程離れた弥仙山西峰にある三等三角点(点名弥仙山、599m)。山頂は神域のため設置不可か。 撮影地 |
綾部市於与岐町/丹後峠 地図 Trail-20200801 |
●綾部市と舞鶴市を結ぶ峠道。京都府道74号舞鶴綾部福知山線が通っている。 |
●切り通しの岩壁をくり抜いて往来安全地蔵が奉安されている。 |
●記念碑の横には往来安全地蔵も立っている。 |
▲ 綾部市於与岐町 ▲ | 綾部市上八田町 | ▼ 綾部市私市町 ▼ |
綾部市上八田町高柳/高柳山慈眼寺(臨済宗) 地図 |
●丹波国西国三十三観音霊場第32番。綾部西国三十三観音霊場第24番。府道485号線に面した高台にある。 |
●鉄骨アーチを潜って石門柱を通るとシンプルな境内がある。 |
●戦国時代(永正6年・1509年)に安国寺の末寺院として創建された。御本尊は聖観世音菩薩。 |
●観音堂。扁額の右に国三十二番、左に郡二十五番、中央に御詠歌が彫られている。何鹿郡観音札所第25番でもある。 |
▲ 綾部市上八田町 ▲ | 綾部市私市町 | ▼ 綾部市下替地町 ▼ |
綾部市私市町大町/円山古墳 地図 Trail-20190603 |
●丘の頂部にある直径70m、高さ10mの円墳。墳丘内を舞鶴若狭自動車道のトンネルが通っている。 |
●墳丘は三段になっている。上部二段の古墳部分に葺石が復元され、円筒埴輪(レプリカ)も900個並べられている。 |
●墳頂部。発掘調査が行われ3ヶ所の埋葬施設から木棺や副葬品が出土した。 現地説明板 |
●被葬者は由良川中流域を治めていた権力者と見られている。墳頂部から由良川流域が一望できる。 |
▲ 綾部市私市町 ▲ | 綾部市下替地町 | ▼ 綾部市寺町 ▼ |
綾部市下替地町/由良川ダム 地図 Trail-20160723 |
●大正13(1924)年竣工。由良川を堰き止めた水で水力発電するためのダム。 |
●左奥に新由良川発電所らしき建物が見える。水量が増えれば全面越流する。 |
●ダムの天端は越流するので弁天橋という吊橋を設けてあるが老朽化している。 |
▲ 綾部市下替地町 ▲ | 綾部市寺町 | ▼ 綾部市西坂町 ▼ |
綾部市寺町堂ノ前/那智山正暦寺(高野山真言宗) 地図 |
●丹波国西国三十三観音霊場第2番。綾部西国三十三観音霊場第1番。JR山陰本線・正暦寺踏切を渡った所に山号柱。 |
●鐘門。高台にあるので眺め良く由良川から良い風が通る。新綾部大橋が見えている。 |
●方形造りの本堂。平安時代(天慶5年・942年)、空也上人が開創。雨乞い祈願に功があって年号使用を勅許された。 |
●不動堂と左に近畿楽寿観音霊場三十三所第21番の楽寿観音菩薩像。1月に不動明王大祭がある。 |
●子安地蔵堂。庫裏横の正暦寺庭園は回遊式枯山水の名園とされ京都府指定名勝になっている。 |
▲ 綾部市寺町 ▲ | 綾部市西坂町 | ▼ 綾部市向田町 ▼ |
綾部市西坂町/枯木峠からき峠 地図 Trail-20180805 |
●京都府道9号綾部大江宮津線が通る峠道。峠の東側にある枯木岼という小字地名が名前の由来だろう。 |
●枯木延命地蔵尊。由緒によると峠道は往時の京街道(宮津~福知山、宮津街道とも)として往来が激しかった云々。 |
●峠の西側に国境石が立っている。従是東丹波国何鹿郡、従是北丹後国加佐郡。 |
▲ 綾部市西坂町 ▲ | 綾部市向田町 | ▼ 綾部市睦合町 ▼ |
綾部市向田町/滝本山長福寺(曹洞宗) 地図 |
●丹波国西国三十三観音霊場第32番。綾部西国三十三観音霊場第23番。中央は本堂、右は舞堂。 |
●左の絵馬堂には文殊菩薩、善光寺如来、庚申尊が祀られている。8月17日に「向田観音大祭」が催行される。 |
●八つ棟唐破風造の観音堂。明智光秀が家来に与えた聖観世音菩薩像が安置されている。眼病に霊験あるとの伝。 |
●西国三十三観音堂。綾部西国三十三観音霊場巡りではこちらにお参りするらしい。 |
▲ 綾部市向田町 ▲ | 綾部市睦合町 | ▼ 綾部市睦寄町 ▼ |
綾部市睦合町大門段/悲喜慈山善福寺(高野山真言宗) 地図 |
●府道1号線から参道の眺め。正面に見える崖のような参道階段の上に観音堂がある。 |
●ご本尊は十一面観世音菩薩。丹波国西国三十三観音霊場第29番。綾部西国観音霊場第30番でもある。 |
●前縁に安置された賓頭盧さん。朱が一部残っているが撫でにくい程ザラザラになっている。 |
●高台にあるため展望がきく。若狭街道や上林川、平地の向こうのポッコリした古城山(上林城跡)の眺め良し。 |
▲ 綾部市睦合町 ▲ | 綾部市睦寄町 | ▼ 綾部市八津合町 ▼ |
綾部市睦寄町/シデ山 地図 Trail-20211015 |
●綺麗な稜線に岩峰の山頂(735m)がある。樹木がまばらなので明るく見晴らしが良い。 |
●山頂プレート。京都北部の広い範囲が京都丹波高原国定公園(2016年)に指定され森の京都と称されている。 |
●山頂プレート。シデ(アカシデ)の木が山名の由来か。 |
●山頂から北方向の眺め。正面最奥の双耳峰は青葉山。 |
●山頂から南方向の眺め。向かいに対峙する長老ヶ岳の電波塔が見える。 |
●鳥垣渓谷の上流域にあるカツラの大木。谷底に二本生えていて手前の木に「幹回り5.9m」の札が付いている。 撮影地 |
●みとの広場とカツラの大木の中間地点にあるアベマキの大木。道案内はあるが木に札は付いていない。 撮影地 |
●シデ山と大栗山との鞍部にある大栗峠。往時の山越え道が交差し三叉路になっている。 撮影地 |
●京都府民税を活用して古道整備事業が行われているらしい。 |
●崩れた石室跡のような場所に往来安全地蔵が二尊安置されていた。台石に道案内も刻まれているようだ。 |
●往来安全地蔵の後方にある大きな道標。「左志こだ 右わち 文政七年・・・」と刻まれている。 |
綾部市睦寄町/大栗山 地図 Trail-20211015 |
●北麓の上林川土手から大栗山遠望。 撮影地 |
●大栗山頂上。樹木のため眺望なし。 |
●三等三角点(点名大栗、681.4m)。大栗峠と麓を結ぶ弓削古道が山腹の北側を巻いている。 |
●山頂プレート。地理院地図に山名の記載は無いが、三角点があるのでそれなりに登頂者がいるようだ。 |
●大栗山から北300m程に無名峠(仮称弓削峠)があり、往時の山越え道が三叉路に交差している。 撮影地 |
●道標を兼ねた大きな宝号塔が立っている。「左志ろ下 右ゆげ道 文政七年」とあり、志ろ下は上林城のことか。 |
綾部市睦寄町/君尾山光明寺(真言宗醍醐派) 地図 Trail-20160723 |
●麓側の駐車場から二王門へ通じる参道脇にある堂宇。鐘緒のない小さな鰐口が付いている。 |
●鎌倉時代建造の国宝指定・二王門。屋根は栗の板を張った栩葺(とちぶき)になっている。 地図 |
●門の奥の方に安置されている二王像。連子窓は形だけで実際は塞がれている。 |
●二王門を潜った所に並んでいる石仏群と五輪塔群。 |
●石仏群の横に別格という雰囲気の五輪塔が立っている。円形の水輪にひびが入っているのが痛ましい。 |
●五輪塔横の堂宇に石仏八十八体が安置されている。文政8年(1825年)に寄進されたもので表面がツルツルしている。 |
●二王門から山道を300m程歩くと本堂に通じる石段がある。道路標識を辿って来ると左奥の駐車場に着く。 |
●天保7年(1836年)再建された光明寺本堂。聖徳太子が創建したもので千手観世音菩薩が祀られている。 |
●本堂横の大師堂。檀家の無いお寺だそうなので維持補修面で困難がありそう。 |
●鐘楼。基壇が無いので柱が傷みやすそうだ。 |
●本堂と大師堂の間に立っている宝篋印塔(右)。南北朝時代に造られた貴重なもので市指定文化財になっている。 |
▲ 綾部市睦寄町 ▲ | 綾部市八津合町 | ▼ page end ▼ |
綾部市八津合町西屋/八幡宮 地図 Trail-20180818 |
●府道に面して立つ一の鳥居。両部鳥居の迫力ある造形に木肌剥き出しの質感が相まった重厚な美しさ。 |
●参道脇に立つ寄進標柱。お金だけでなく田地、畑、山林、米の現物寄進も記されている。 |
●手水舎。 |
●二の鳥居。ここから一段高くなっているので道路から見通しが良い。 |
●前庭の大きな奉納殿。 |
●三の石鳥居、拝殿、本殿と続く。10月第3日曜日に秋祭りが開催される。 |
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